私たちのはちみつ
私たちの天然・非加熱・純粋国産はちみつについて
まず自分たちが美味しいはちみつが食べたくて、かなりの手間ひまをかけて天然・非加熱・純粋にこだわってはちみつを作っています。
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1. まず、ミツバチたちが
活躍できる環境が基本です。東西を問わず、ミツバチにとって最大の脅威は農薬です。ネオニコチノイド系農薬が近くで使用されれば、ミツバチ群は確実に全滅します。さらに、「ミツバチに害はない」とされている農薬や消毒剤であっても、ミツバチはそれを巣に持ち帰り、蜜蝋に少しずつ蓄積していきます。
私たちは、自身の健康は食の安全から始まり、ミツバチが生きていけない環境ではそれが実現できないと考えています。だからこそ、BeeCampでの活動を通じて、一人でも多くの方にそのことを伝えていきたいと思っています。
「BeeCampはちみつ」は、自然栽培を行う和泉農園さんのように、限りなくオーガニックに近い環境で、ミツバチたちが元気に飛び回れる場所にあります。
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2. ハチたちの健康管理。
これも非常に大切です。現在、世界中のセイヨウミツバチにとって、もう一つの深刻な問題はヘギイタダニです。
このダニはミツバチにさまざまな病気をもたらし、対策は必須です。何もしなければ、元気だった群もあっという間に衰退してしまいます。
また、プロの業者や趣味の養蜂家を問わず、この手当を怠ると、周囲のミツバチ群にも被害が広がり、大きな損失を招きます。
これは2025年に米国で発生した、広域にわたるミツバチ群の死滅の原因とされ、食の安全保障問題にも発展しました。私たちは、主に春の貯蜜開始前と、夏の採蜜終了後から冬にかけて、確実に対策を行っています。
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3. 餌やりは欠かせませんが、
ミツバチだけに与えます。春に花が咲き始める前や、真夏・晩秋など花が少ない時期には、砂糖水や花粉団子を与えます。しかし、私たちが食べるはちみつを貯めてもらう時期には、すべての給餌を取り除き、はちみつに砂糖などが混ざらないようにしています。
これは、純粋なはちみつを求める私たちのこだわりです。
この管理を怠ると、ミツバチは給餌された砂糖(ショ糖)をブドウ糖と果糖に分解し、それをはちみつに混ぜて貯め込んでしまいます。砂糖には花蜜に含まれる自然の成分や花粉がなく、当然ながらはちみつ本来の風味や健康への効果も期待できません。
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4. 熟成されたはちみつだけを
いただきます。ミツバチたちは、はちみつが熟成すると、新しい蜜蝋で蓋をして将来への備えとします。
私たちは、この蜜蓋が全体の75%以上に施され、水分量が約18%まで熟成されたはちみつだけを採蜜します。
この方法では年に数回しか採れませんが、本当に美味しいはちみつをいただくことができます。ちなみに、日本で販売されるはちみつの水分含有量は20%以下と定められており、これは国際基準であるCODEX(コーデックス規格)と同じです。米国のUSDA A・Bグレードでは、水分含有量を18.6%以下としています。
このような基準があるのは、水分が20%を超えるとはちみつが自然発酵し始め、時間が経つとお酒(ミード)になってしまう恐れがあるためです。
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5. 混じり気のない採蜜をするため、
隔王板を使用しています。私たちは、専用のハニースーパー(はちみつを貯める箱)を使用し、その下に隔王板(Queen Excluder)と呼ばれる板を設置して、女王蜂がハニースーパーに上がってきて卵を産めないようにしています。
こうすることで、採蜜の際にミツバチの幼虫などが誤ってはちみつに混ざることを防げます。
また、女王蜂がいる産卵箱の巣枠にも完熟したはちみつはありますが、それはミツバチたちの取り分として残します。
こうして、いただけるはちみつの量は少なくなりますが、そのぶん安心して味わえる純粋なはちみつだけをお届けできます。 -
6. 採蜜は年に2回だけ。
私たちは、ミツバチたちが一生懸命作り上げた貴重なはちみつを、春(主に桜や伊予柑・みかんネロリ)と夏(百花)の2回だけ分けてもらいます。それ以外のはちみつは、ミツバチたちの越冬用として残す持続可能な養蜂をしています。
私たちの採蜜作業は、松山市内の人気レストランの清潔な屋内スペースをお借りし、限られたメンバーのみで行っています。採蜜後はできるだけ時間を空けず、採れたてを素早く瓶詰めします。使用する瓶は市内のシェアキッチンで滅菌し、一つひとつ丁寧に詰めています。
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7. ほぼ無濾過。
透明度を高めるために、フィルターの目(番手・メッシュ)を細かくすると、非常に透明度の高いきれいなはちみつができますが、はちみつに含まれる花粉まで取り除いてしまいます。私たちのはちみつには、天然の花粉がそのまま残っています。地元のはちみつを食べると花粉症を和らげる働きがあると言われる所以です。
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8. 加熱処理をせず。
市販されている多くの蜂蜜は加熱処理がされています。常温で、しかも結晶化していたりすると作業性が悪いため、60℃程度に加熱してトロトロの状態にしてから容器に詰めます。しかし、グルコン酸やオリゴ糖といった腸の善玉菌を増やしてくれたり免疫力を高めてくれる栄養成分や健康に良いとされる酵素、抗酸化成分などは壊れてしまいます。また加熱により風味が飛んで喉越しのエグみが出てきます。私たちのはちみつは、非加熱・生で採蜜後素早く1本づつ瓶詰めします。
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9. 完全無添加・純粋・国産
日本で販売されているはちみつのうち、実に95%以上が輸入品です。また、輸入はちみつには水飴などの添加物が加えられ、かさ増しされていることがあります。
私たちのはちみつは、そうした添加物を一切加えず、完全無添加・純粋な国産はちみつです。安全で美味しいはちみつは、信頼できる養蜂業者さんから直接購入されることをお勧めします。
私たちは四国・愛媛県松山市で養蜂を行い、自ら瓶詰め・販売をしています。
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10. パッケージもエコ
ラベルには、愛媛・内子の五十崎和紙を使用し、地元アーティストによる手作りのものを天然糊で貼り付けました。
蓋は瓶置きとしても使えるクロスで覆い、マリア手作りの麻紐ブレスレット(ペアにすればフレンドシップブレスレットにも)で仕上げています。
梱包は、100%リサイクル材を使った愛媛製の段ボールで、化学インクを避けた無地仕様で安全です。
瓶は丈夫な日本製で、撫で肩の形状によりスプーンですくいやすく、最後まできれいに使い切れます。返却いただいた空き瓶は、洗浄・消毒後に再利用します。(※瓶の蓋だけは、各自でリサイクルしてください。) -
11. 保存は室温で
私たちのはちみつは非加熱・純粋です。保存は日差しを避けて室内で。はちみつは元来保存食なので、有効期限はありませんが、時間が経つと結晶して固まります。私たちのはちみつは、結晶してもクリームのようになめらかなペースト状で、パンに塗って食べるのにちょうど良い質感です。でもお風呂の温度(40℃くらい)で湯煎すると元の状態に戻ります。(知ってました?はちみつは冷凍庫では結晶しないのですが、冷蔵すると早く結晶します。)
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12. はちみつは離乳してから
厚生労働省は1歳未満の乳幼児に蜂蜜を与えないように指導しています。これは離乳していない乳児の場合は、腸内細菌の環境が整っておらず、ボツリヌス菌が増えて毒素を作ってしまうことがあるからです。(大人の場合、体内にボツリヌス菌が入っても、他の腸内細菌との競争に負けてしまうため、問題になりません。また蜂蜜だけではなく、簡易処理で保存された食品や、自家製の缶詰、瓶詰め食品にもボツリヌス菌が入っている事があります。)蜂蜜はとても優しい甘さなので、大人がついつい乳幼児に与えたくなるため、特に注意を喚起している訳です。