セイヨウミツバチの「ダンス言語」

花蜜源を見つけた働きバチは、巣に戻ると「尻振りダンス」を踊って、仲間にその場所の方角と距離を正確に伝えます。ダンスを見た他の働きバチたちは、その情報を頼りに花蜜源へと飛び立っていきます。(この「ダンス言語」の発見に、1973年ノーベル生理学・医学賞が授与されました。)

こうして、セイヨウミツバチの巣箱ごとに訪れる花蜜源が異なるため、採れるはちみつの風味にも違いが出てきます。たとえ隣り合った巣箱でも、味がまったく違う――これって、とても面白いと思いませんか?