今日のBeeCampで(18)「ごはんを持ってきただけなのに!」

ミツバチたちが、
花蜜不足に困っているのかどうか、
判断するのは難しいのですが、
いくつかのヒントはあるようです。

お花の少ない時期は、
普段行かないところまで足を延ばして、
甘いものを探します。

さながら、私たちが久万高原までケーキを食べに行くのとは、
ちょっとワケが違いますが、
なんとなく気持ちが分かりますよね。

そんな時は、
巣枠の残り花蜜を吸いに、
ハチバン(ハコバン)の中にまで入ってきたり、
いつもは寄りつかない花に蜜を吸いに来ていたり、
隣の巣箱に忍び込んで、
蜂蜜を盗もうとしたり。

けっこう必死です。

今の時期は、冬に備えての最後のかき入れどき。
外勤バチたちは、寿命が尽きる前の最後のお勤めとばかりに、
いろいろと知恵を働かせて
せっせとお仕事をしているわけです。

僕らは、基本邪魔をせず、
もし少し給餌してみて、
すぐなくなってしまうようなら、
追加してあげる。

でも、こういう時は注意が必要です。
せっかく給餌をしてあげようとしているのに、
逆に蜂蜜を盗りに来たと勘違いされると、
結構面倒なことになります。

「なんで怒るの?!」みたいな状況になり、
ミツバチたちに取り囲まれることになります。

それに、今はまだスズメバチが多く、
けっこうミツバチたちが犠牲になったりしているので、
時折、群の雰囲気がピリピリしていることがあります。

そんな時に、
僕らがおっとり刀で
「は〜い、ごはんですよ」みたいに蓋を開けると、
そういうことになりがちです。

「ごめん、ごめん」と言いながら、
できるだけ素早く済ませようと焦る。
ところが、その焦りがまた、
ミツバチたちを不必要に
怒らせることになるんですよ。

ほんと、すみません!