今年採れた春と夏のはちみつを、
皆さんに食べていただき、
いろんな感想を聞かせていただいています。
「さっぱりしてフローラル!」
「サラリとした口当たり」
「のど越しにエグ味がなくてやさしい」
「絶対シトラス」「伊予柑だ!」
「木の香りがする?」
「深みがある、ちょっと濃い感じ」
「ダイナミックでコクがある」
「塩のヒントを感じる」
「去年のと、だいぶ違う」
などなど。
私の舌では到底及ばない味わいを
見つけてくださっています。
「今まで食べたことがない味わい」、
との最初のひと声がけっこう多いのですが、
実は、これしか食べない私たちは、
どう応えたらいいのやら。
まったく、養蜂家冥利に尽きます。
「春」が大好きな方。
「夏」をこよなく愛する方。
でも、多分「秋のはちみつ」は、
みんなちょっと敬遠すると思います。(理由はいろいろ)
それでもミツバチたちにとっては、
冬越えのための大切な蓄え。
気持ちの良い秋の日、
ミツバチたちは、一心不乱に冬支度をしています。
スズメバチが来ようと、僕たちが巣箱の中を覗こうと、
「ああ、忙しい、忙しい!」
と、完全に無視されていました。
どわーっと怒って向かってこないのは、
ダニや病気で苦労していなくて、
群が落ち着いているから?
みんな、仕事に集中しています。
今日内検した巣箱では、
ほとんどが、次世代の働きバチをしっかり育てていました。
花蜜と花粉団子も、着実に貯めています。
これが、「秋のはちみつ」になります。
女王蜂たちもみな元気。
「もしかしたら、次に会えるのは来春かな?」
少し名残惜しくもあります。
これからの冬を無事に乗り越えた群たちからは、
来年、はちみつを分けてもらえる期待。
そして、次にどんな発見があるのか、
今からとっても楽しみです。