今日のBeeCampで (8)

今日の様に、秋晴れの気持ちの良い日には、BeeCampでゆっくりミツバチたちを眺めている。

これは、BeeCamperの醍醐味です。
いいでしょ。コーヒーでも淹れよっか?

ぼんやりと遠くに瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めながら、
ミツバチたちが、スズメバチやトンボたちを軽快にかわしながら巣箱に出入りしているのを見ていると、

時々、中から働きバチが、僕らが使った新聞紙の破片や麻ひもを持ち出そうとしています。

申し訳ありません。大変、失礼いたしました。

よそから巣箱に侵入しようとした輩を2匹で担ぎ出すこともあります。
侵入者は、巣箱内の蜂蜜がお目当て。
常習者らしく、背中が黒光りして、それが刺青の様にも見えてきます。

そのまま2匹が侵入者をつかんで飛び立って、巣箱から数メートル離れたところで、
「もう2度と戻って来るなよ」と落とします。

そんな、結構シビアな日常が目の前で展開されています。 

この頃の働きバチの寿命はおよそ1ヶ月半。
そして、この時期女王蜂が平均的に毎日産む卵が約1,000個。
ということは、毎日1,000匹前後が死んでいることになるのですが、

巣箱から死んだ仲間を運び出しているのを見かけたりするのは、本当に稀です。

成虫の働きバチの後半生は「外勤」です。
花蜜や花粉、水やプロポリスを集めてきたり、外敵と戦ったりと、とてもハイリスクなお役目。

でも、自分の最後の時を知っていて、
巣箱の近くの草むらで、持ってきた花粉を後ろ足のポケットにつけたまま最後を迎えます。

自分が仲間の負担にならない様に。

ゆっくり息をしながら、
僕らと時間を共有しています。

「お疲れ様でした。」かな?

「ありがとう」とも烏滸がましい。