今日のBeeCampで (16)

日本ではなんと言っても、
春がお別れと、
新しい出会いの季節だと思います。

でも、僕たちのミツバチたちや、
自然界の仲間たちにとっては、
やっぱり秋がお別れの季節なんだと感じます。

巣を追い出されて路頭に迷う雄蜂は別として、
(これは見ていて本当に気の毒)
これくらいの時期になると、
どうしても勢いが出ない群がいくつか出てきます。

立派な女王蜂がいて、
どんなに手を尽くしてきても、
一向に伸びなかった群。

病気でない限り、
僕たちは基本的に、
女王蜂を最期まで見守るやり方なのですが、
それでも、秋の食糧が豊富なこの時期に、
冬を待たずに
とうとう崩壊してしまう群があります。

残された数匹の働きバチたちには、
「ありがとう、お疲れ様」
としか言えません。
近くの群に受け入れてもらってね、と、
お見送りをします。

巣箱を片付けた後、
残された台だけが、
寂しげです。

でも、来年の春にやってくるであろう、
新しい仲間たちを
ここで待っています。