今日はお天気がはっきりしない一日でしたが、
ほとんどの群が、しっかり花粉を持ち帰ってきていました。
オレンジ色の、セイタカアワダチソウの花粉です。
花粉を集めてくるということは、
花粉を食べる「幼虫」がいる。
すなわち、女王蜂がしっかり産卵しているであろう。
これでミツバチたちのムードも良ければ、
とりあえず、ひと目見た限りでは、
大丈夫そうな群だと言えます。
来週、あらためて全群を内検して、しっかり確認していきますが、
こうした状況証拠から、ある程度の判断はできます。
これも経験なんでしょうか?
私たちが米国で養蜂のクラスに通っていたとき、
先生がこんなことを言っていました。
「ある質問に対して、10人の養蜂家がいたら、12の回答が返ってくる。」
最近、つくづくその通りだなあ、と思うようになりました。
だって、自分自身が3つくらいの回答を
持っていることに気づいてしまったんです。
ミツバチ、特にセイヨウミツバチは、
昆虫の中でも早くから「人間に飼育され」、
大学や政府機関、企業などでも、
観察・実験・研究が進められてきたはずです。
それなのに、まだまだ分からないことがたくさんありすぎます。
当然、ある現象や症状に対する養蜂家の対処の仕方も千差万別。
例えば、人間が風邪をひいたときに、
昆布茶を飲む人もいれば、薬を飲む人、
注射をしてもらう人、はちみつを舐める人、
熱いお風呂に入る人、水風呂に入る人、
いえいえ、お風呂に近づかない人、
将来に備えて予防接種を受ける人もいるように、
それぞれにいろいろな対処の仕方があります。
BeeCampでのやり方は、(自分たちの思い込みですが)
米国で一般的な養蜂テクニックをベースにはしていますが、
そのうえで、私たちなりに考え、判断しながら、
「ミツバチたちにとって、一番ためになる方法」を模索しています。
最終的には、群が無事に越冬し、
また春を迎えられるように。
そんなことを願いながら、
一つひとつの作業を進めています。