夏至を過ぎて、アピアリーのミツバチたちの気分も、少しずつ変化してきている様に感じます。

それまでの「わたしたちは分蜂するのヨ!」といった熱気は少し落ち着き、「この娘(女王蜂)にすべてを託すの…」といった、どこか健気で一途な雰囲気が漂っています。

新しく生まれた女王蜂は、巣内を歩き回りながらピーピーと高い声を上げ、存在を主張します。
そして彼女が無事に交尾飛行を終えて帰ってくるのを、巣箱の全員で待ちわびているように見えます。