働きバチの世代交代

昨日・今日と気温が13℃を超える日には、巣箱の外に多くの働きバチがうずくまっています。中には、どこから見つけてきたのか、花粉をポケットいっぱいに付けた子たちもいます。しかし、その多くは再び巣箱に戻ることなく、そのまま命を終えてゆきます。今まで活躍していた働きバチたちです。本当に「お疲れ様」と声をかけたくなる瞬間です。

一方、巣箱の中では、10月から11月ごろに産み付けられ、約3週間かけて成虫となった「冬バチ」と呼ばれる働きバチたちがいます。花のない冬の間、彼女たちはほとんど外に出ることもなく、3ヶ月以上も暗い巣箱の中で過ごします。